こんにちは、バスト美容家 中村ひろ美です。
女性の心と身体は一生といっても過言ではないほど、女性ホルモンの影響を受けて過ごします。
女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンという2つのホルモンがあり、生理周期によってこの2つのホルモンが変動しますが、それぞれのホルモンには特性があります。
エストロゲンは別名『美のホルモン』と呼ばれるように、女性の心と身体を輝かせる様々な働きをサポートします。
女性らしい身体を作ったり、お肌の潤いや弾力をアップしたり、気持ちをポジティブにしたり、脳を活性化するのもエストロゲンの働きの一部。
対してプロゲステロンは『母のホルモン』と呼ばれ、身体に溜め込みが生じたり、心も神経質になるため女性にとっては不調を感じやすい時期となりますが、妊娠の際にはその状態を維持するとても重要な働きがあります。
女性ホルモンの変化を知る鍵は基礎体温
1ヶ月の中で、この2つのホルモンは分泌量が変動しますが、その変化を知る手掛かりとなるのが『基礎体温』となります。
妊活中のイメージが強い基礎体温ですが、女性の内側のリズムを知る鍵でもあるので、自分のリズムを把握するという点でも閉経を迎えるまでは基礎体温を測ることをお勧めします。
基礎体温をつけていくと体温が低温期と高温期に変動するのが見られるようになります。
この変動こそがホルモンの変化の合図でもあり、低温期はエストロゲンの分泌量が盛んな時期、その後 排卵を迎え高温期のプロゲステロン期へと移行していきます。
基礎体温は、朝目覚めたら身体を動かす前に毎日なるべく同じ時間に計測しましょう。
また、体温の変動は1℃以下ため、細かな数値が測れる婦人体温計を使用します。
基礎体温を付けてみて、万が一、体温の変動がない場合は無排卵月経などの可能性が考えられますので、婦人科等へご相談されるようにしてください。
女性ホルモンの分泌は脳と卵巣の連携プレー
女性ホルモンの分泌は脳からの指令と、実際にホルモンを分泌する卵巣との連携プレーで成り立ち、分泌されたホルモンは血流にのり身体の必要な箇所へと運ばれます。
ストレスなどの影響で脳が疲弊してしまうと指令が乱れたり、卵巣のある骨盤腔内が冷えなどの影響により巡りが悪くなると、卵巣機能の低下やホルモン運搬の滞りにも繋がりかねません。
ストレス回避の時間やリラックスタイムを十分に設けるとともに、下腹部が冷えないように気を付けることが大切です。
筋力の少ない女性は冷えが起こりがち・・・腹部を腹巻で温めたり、特に筋肉の少ないデリケートゾーンにはパッドを一枚重ねるだけで温かさを実感できるかと思います。
デリケートな部位だけに素材にこだわって、肌に優しい素材を選ぶようにすると快適な温活ができるので、シルク腹巻や冷えとりライナーは女性の下腹部を優しく守ってくれるお勧め商品です。
私も季節を問わず愛用していますが、柔らかな陽だまりのような温かさに包まれます。
女性の美と健康の要!女性ホルモンの分泌をサポートして、内側からも綺麗を保ちましょう。